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ケイ素は鉱物。
ケイ素はなぜ水溶性がいいのか?

ケイ素は人体に優れた効果を多く持っており、様々なよい影響を与えることは分かっています。しかし、そもそもケイ素は鉱物、硬い物質です。ケイ素を人体の隅々に浸透させるためには、水溶性にする必要があります。

ケイ素は石英

ケイ素は鉱物で、地球上に大昔から存在しているミネラルの一種です。プランクトンや海藻など、光合成をする藻類の中に珪藻がありますが、それが化石になったものです。ケイ素はガラスのような物質で純度が高いほど美しい結晶になります。ケイ素が最も多く含まれている鉱物が石英といわれるのもので、石英の中でも極めて純度が高くなったものが水晶です。

人体の隅々までケイ素をいきわたらせるために

ケイ素は人体にもともと存在していますが、年齢とともに失われていきます。そのため、食物やサプリメントで補う必要があることは、これまだに何度か説明しています。しかし、石英という硬い鉱物をそのまま削って食べても、体内に吸収されません。では、どのようにして水溶性にしたらよいのでしょうか?

水溶性にする方法とは?

ケイ素の水溶性にする方法はいろいろとあるかもしれませんが、現在のケイ素サプリメントの多くに取り入れられている方法は以下の通りです。

まず、ケイ素の含有量が非常に高い石英を摂氏2000度という高熱で熱します。
そうすることでガスが生まれるのですが、このガスを集めナトリウムに吸着させると液体になります。さらにこれをろ過して不純物を取ることで、水溶性珪素ができあがります。
加工することによって、非常に細かな状態に粉砕されているため浸透力が高まっており、ケイ素が持つ力を十分に使うことができるようになるのです。

ケイ素は安全なもの

ケイ素は私たちの体を作っているミネラルのひとつであり、非常に安全なものです。ケイ素は食物として摂取すると、すみやかに体内でケイ素濃度が上昇していくことが分かっています。3時間から9時間後には尿として排出されるので、有害な何かとして体内に残留することは考えにくいといえます。ケイ素を食品として摂取するのですから、腸でしっかりと成分が吸収されることが求められますが、まさにケイ素は確実に体内に吸収され、不要になったものは排出されることが分かります。

水溶性珪素が持つ多彩な力

水溶性珪素は非常に多彩な力を持っています。ケイ素自体が臓器や細胞の一部をつかさどっていますが、それ以外にも強い抗酸化作用で細菌の増殖を抑え、活性酸素による炎症や細胞の傷を修復する能力もあります。また免疫細胞の生産をサポートするといった、非常に重要な役割もあります。ケイ素の力は健康面だけではありません。最近では、美容業界においてもケイ素のパワーは注目されており、ケイ素を含んだスキンケア商品やボディケア用品が多く流通するようになりました。

今後ますます水溶性珪素はあらゆる健康、美容分野のマーケットの中で活躍していくでしょう。今、ケイ素が持つ力を見直し、ぜひ毎日の生活に取り入れていきましょう。