なんとなく、顔が赤みをおびている、いわゆる赤ら顔に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。顔の赤みをファンデーションで隠そうとしても、簡単には隠れません。
ファンデーションの色もきれいに発色しないので、気分まで落ち込んでしまいますよね。

では、赤ら顔のケアはどうしたらよいのでしょうか。
この記事では、どうして赤ら顔になってしまうのか、その原因と、スキンケアについて解説します。

赤ら顔の種類

赤ら顔には、二つのタイプがあります。
一つは、顔の皮膚が赤みをおびえているタイプ。
もう一つは、皮膚の下の血管の色が、透けて見えるタイプです。
人間の皮膚は非常に薄く、サランラップ1枚程度の薄さしかありません。それだけ薄い皮膚なので、皮膚の中の毛細血管が顔を赤くしてしまうのですね。

あた、肌を毎日の洗顔やメイクで刺激し続けていると、肌は徐々に敏感になっていきます。肌が乾燥しバリア機能が低下すれば、肌荒れや吹き出物のトラブルにつながる可能性も高まります。すると、皮膚そのものも赤みを帯びてくるでしょう。

ケイ素を使ったフェイスケア

赤ら顔に悩んでいる方は、肌を刺激しないシンプルなフェイスケアを心がける必要があります。肌に赤みがある人は、ただでさえ肌が敏感で、刺激を受けやすくなっています。そのため、刺激の強い洗顔料をなるべく避けなくてはいけません。
肌が敏感な時期は、マッサージなどの強い刺激になることはしないようにし、肌の大敵である紫外線対策はしっかりするようにします。外出する際は、きちんと紫外線カット剤を塗るようにしましょう。

また、洗顔するときは、顔をこすらないように注意しなくてはいけません。スクラブ剤が入ったものやピーリングは使用せず、よく洗顔料を泡立て、やさしく洗い流す程度で十分です。
また、化粧水やミルク、クリームを塗るときは、顔をこすらないように注意。洗顔後の肌は乾燥しやすいので、よく保湿して、角質層を守るケアを心がけましょう。

クリームには、皮膚のコラーゲンをサポートするケイ素が含まれたものがおすすめ。
国内外問わず、多くの化粧品会社がケイ素のチカラに注目しています。ケイ素を配合したクリームも増えていますので、毎日のフェイスタイムにぜひ、とり入れてみてください。

食事にも気をつけましょう

顔の赤みには、スキンケア対策も大切ですが、じつは食事も重要です。

香辛料の強い食事や、辛い物、刺激の強いものを食べると、皮膚の中の毛細血管が拡張しやすくなります。 皮膚の血管が拡張すると、よけいに顔の赤みが目立ってしまうため、辛い物好きな人は、少し控えた方がよいのです。

顔の印象はとても大きいもの。
顔の色が赤いと、たとえば「お酒が好きな人」のような、事実とは異なるイメージが定着してしまうと困りますよね。

赤ら顔に悩む方は、まず、食事やスキンケアの見直しから始めてはいかがでしょうか。