最近は、温かい飲み物としてお茶やコーヒーではなく白湯が注目されているそうです。
「でも、白湯ってただのお湯なんじゃないの？」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
実際、本当に身体にいいのか、白湯のあれこれについてみていきましょう。
また、シリカ水をつくりたいとき、加熱してもよいのかについても、触れてみます。

１． 白湯とは？
白湯とは、水を沸かしたお湯を冷ましてぬるくしたもので、湯冷ましとも言われます。
水は水道水を使っても、沸騰させることでカルキやその他の不純物がとんで、まろやかな飲み口になると言われています。

２． 白湯にはどのような効能があるの？
冷たい水ではなく温かい白湯を飲むことは健康に良いとされています。
まず、白湯を飲むことで内臓が温められて血流がよくなり代謝が上がります。また、温められた内臓は活発に動くようになり、消化や排せつの作用が促されて、便秘やむくみが解消されるのです。このようにして老廃物が排出された結果、腎臓や肝臓の働きが向上し、身体の中が浄化されます。

３． 白湯はどんな人に向いている？
白湯は、特に冷え性の人に飲んでほしいものです。どんなに厚着をして暖をとっても、冷え性は改善されません。白湯を飲んで、身体の中から暖まるのが効果的です。また、前述のように白湯は内臓の働きを活発にするので、便秘の人にもお勧めします。

４． 白湯の作り方
白湯を作るのはとても簡単で、水をやかんに入れ10分ほど沸騰させてから50°～60°くらいになるまで冷ませば出来上がりです。

５．シリカ水を沸騰しても大丈夫？

水分補給にシリカ水を飲んでいる方も多いでしょう。
シリカ水は、料理やコーヒー、お茶、また青汁やスムージーなどのドリンクなど、さまざまな飲み物で利用したいものです。
シリカ水は、沸騰させてしまうと、ミネラルを損失する可能性があります。しかし、白湯程度の温度であれば、味を損なったり、成分が大きく変化したりすることはないでしょう。とはいえ、できれは、常温で飲むのがよさそうですね。

６．白湯の効果的な飲み方
白湯を飲むタイミングについては、胃腸を目覚めさせてくれるように朝起きぬけに飲むのが最も効果的だと言われています。飲み方は、10分ほど時間をかけてゆっくりと飲むのがよいでしょう。
また、味がないからあまり飲みたくないという方は、レモンやショウガなどを風味付けに加えてみてください。飲みやすくなる上、レモンからは疲労回復に効くビタミンCをとることができ、ショウガを入れると身体を温めることができます。

まとめ
今は、選ぶのに困るほどいろいろな種類の飲み物が出回っていますが、水以外は添加物が入っていたり、意外に高価だったりして購入が負担になることも。
白湯はお金がかからない上、手軽に作ることができて身体によい効果があります。日々の生活に白湯を取り入れて、身体の内側からキレイになりましょう。