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職場でのストレスとは
どんなもの?
どうすれば解決できる?
仕事に行こうとすると具合が悪くなる、無理して行ってもやる気が出ない、また全然効率が上がらないなどの状態に悩んではいませんか?あらゆる場面でストレスフルな状況に陥りやすい現代社会ですが、特に職場においては、逃れられない重圧から心を病んでしまうことも少なくありません。では、このような職場でのストレスから身を守るためには、どうすればよいでしょうか。
1. 職場でのストレスにはどのようなものがある?
日常生活の中で長い時間を過ごす職場において、精神的身体的に苦痛を受け続けると、それは大きなストレスとなってのしかかってきます。特に次のような状況は、働く人の健康や仕事の効率などを著しく損ねるものです。
・過剰な仕事量
・法外な長時間労働
・厳しいノルマ
・賃金の不払い
・パワーハラスメント
これらは、「ブラック企業」の特徴として挙げられるものであり、強いストレスのもとだといえるでしょう。
他にも、同僚や取引先との人間関係、予想外の異動や不適切な職種、低賃金など、職場環境のありとあらゆるものからストレスは生じます。
2. 最も深刻な職場でのストレスとは?
2015年の電通社員の過労自殺事件では、女性の新入社員が月130時間を超える時間外労働の上に、上司からの度を越えたパワーハラスメントが重なり、その年の12月25日に社員寮から投身自殺をしました。
同じ職場で働き続けようと思う限り、大多数の人が上司に逆らうことはできません。長時間労働でくたくたになっているところへの心ないハラスメントは、生きる望みを失わせるに充分だったのです。しかし、ハラスメントをした側は、往々にして自分がそれほどまでにひどいことをしたとは認識していません。ですから、職場でのパワーハラスメントは繰り返され、容赦のない精神的苦痛を受ける人が後を絶たないのです。これは、職場の中で最も危険で、絶対に回避しなくてはならないストレスだと言えます。
3. ストレスを緩和するために
自殺のような深刻な事態に陥らなくても、ストレスがたまった状態では、効率的で創造的な仕事をすることは極めて困難になってきます。リフレッシュして、仕事上のパフォーマンスを向上させるためには、まず充分な休息と睡眠をとることが不可欠です。そのためには、普段から周りの人達とこまめにコミュニケーションをとり、困っている人には力をかしてあげるようにしましょう。お互い様という気持ちは、人間関係においてとても頼りになるものです。そして、趣味やスポーツ、友人と会うなどして心から寛ぐことができて職場に戻れば、周りの人達の仕事にも何らかの形で貢献できるようになるのではないでしょうか。
まとめ
どんなに仕事のできる人でも、最悪の場合は命さえ落としてしまいかねない職場でのストレス。ストレスが溜まってきたと感じたら、有給休暇を利用して、仕事を忘れ心身共に健康な自分をとりもどしましょう。それは会社にも必ずよい影響を及ぼすことになるのです。