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ケイ素と殺菌力・洗浄力の関係

強力な還元力や抗酸化力で血管をサラサラにしたり血管壁を丈夫にすることで有名なケイ素ですが、すぐれた殺菌力や洗浄力もあることがわかっています。ケイ素の殺菌力や洗浄力は、工業分野や医療分野でも応用が進んでいます。



ケイ素に殺菌力や洗浄力がある理由とは

ケイ素は、4オングストローム(25億分の)1メートル)の超微粒子をもっていて、それらが32,768ヘルツのかなり細かい周波数で振動するため、きわめて強力な浸透性を持っています。

そして、その超微粒子が対象物の中に素早く入り込み、有害物質を吸着して外に排出します。そのため、ケイ素のこの殺菌力や洗浄力が土壌の改良や工場排水の浄化などにも応用されています。



歯科治療の分野でもケイ素が活躍

ケイ素は、レジオネラ菌や大腸菌などの殺菌に優れた効果を発揮します。口臭や体臭の原因になる雑菌や臭いの原因菌の繁殖を抑え、消臭効果が期待できるでしょう。

また、ケイ素には、口腔内を殺菌したり口臭を予防するだけでなく、歯垢プラークを除去したり、歯肉の強度を維持するはたらきもあります。そのため、歯周病治療方法の選択肢のひとつになりうるとして、歯科治療の分野でも注目が集まっています。



野菜や果物の洗浄にもケイ素を使用

また、ケイ素には野菜や果物の洗浄をする働きがあります。野菜や果物を水溶性ケイ素に漬けると、ケイ素の成分が強力な浸透力をもって野菜や果物の中に入り込むことで、内部水分が活性化します。

その結果、野菜や果物の表面の汚れだけでなく、内部に入り込んだ農薬まで排出することができるのです。たとえば、セルロース系の表皮を持った果物(トマトやサクランボ、リンゴなど)であれば、水溶性ケイ素を溶かした水に10~20分程度つけておくときれいに汚れが取れます。



お米を研ぐときにも水溶性ケイ素を使う

お米を研ぐときにも、ケイ素が力を発揮します。お米は収穫したときから酸化が始まりますが、精米すると酸化が更に進んでしまいます。

そこで、水溶性ケイ素を溶かした水でそのお米を研ぐと、ケイ素の強力な浸透力でお米に付着している残留農薬や酸化物質を取り除くことができるので、多少古いお米もおいしくいただくことができます。洗米するときには残留農薬や酸化物質が出てくるので、十分に水ですすぐのがポイントです。

身体の中をデトックスするだけでなく、野菜や果物、お米などの食材に含まれた農薬や有害物質もデトックスしてキレイにしてくれるケイ素。食事として摂取するだけでなく、「洗う」ことにもケイ素を取り入れていきたいですね。