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爪のコラム
「ネイルいらずの爪ケア」

爪トラブルを防ぐポイントとは?

爪ケアは、マニキュアやジェルネイルだけではありません。ナチュラルな爪でもきちんと整えることで、印象がぐんと良くなります。自宅で簡単にできるケアをして、周りから愛される「すっぴん爪」を目指しましょう。

爪ケアの基本は乾燥対策

美しい爪を保つには、保湿ケアが大切です。肌やボディと同じように爪も乾燥します。潤いが足りないと、爪が割れやすくなったり、ヒビが入ったりするので注意が必要です。爪の先端が割れて二段になる「二枚爪」も、乾燥が原因で起こりやすくなります。

日頃からハンドクリームをこまめに塗って爪をいたわってあげましょう。指先に少量ずつクリームをのせてマッサージするように塗りこむと、血行が良くなり乾燥を防ぐことができます。特に乾燥が気になる方は、よりバリア機能が高いネイルオイルを使ったケアがおすすめです。

また、爪とケイ素も深いかかわりがあります。
ケイ素は爪をつくるケラチンに含まれるコラーゲンを束ねる働きをしています。
健康な爪のためにもケラチンとコラーゲンはとても重要です。そして、それらと密接なかかわりがあるケイ素の摂取も欠かせないと言ってもよいでしょう。


長すぎても短すぎてもNG!適切な長さに整える

指先をほっそり長く見せようとして、爪を長く伸ばしている方も多いかもしれません。しかし、あまりにも長いと清潔感に欠けますし、割れたり皮膚を傷つけたりする恐れもあります。かといって短すぎるのも、巻き爪になりやすくなるので考えものです。

爪の長さは、指の腹から見たときに2~3mm出ている長さが理想と言われています。実のところ、指先の印象を決めるのは爪の長さよりも切り方です。5種類の基本形を紹介しますので、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

1. スクエア
爪の根元から先端まで同じ幅で、先端の両端がストレートになった形です。お手入れが簡単で丈夫ですが、引っかかりやすいのが難点です。

2.スクエアオフ
スクエアの角に少し丸みのある形です。衝撃に強く、お手入れも簡単です。

3.ラウンド
サイドがストレートで、先端がゆるやかにカーブしています。もっともナチュラルな形なので、どんな人にも似合います。

4.オーバル
先端も側面も丸みを帯びた卵のような形です。強度は弱くなりますが、女性らしい上品な印象に仕上がります。

5.ポイント
先端を細く長く尖らせた形で、セクシーな印象です。先端が細い分、強度は弱くなりますが、普段と違う大人っぽい雰囲気を演出できます。


ナチュラル爪のお手入れ方法

それでは実際に、どんなお手入れをしたらいいかご説明します。

1.爪をカットする

まずは爪切りで、ある程度の長さにカットしましょう。爪は案外デリケートなので、いきなり真ん中からバチンと切ってしまうと割れてしまう恐れがあります。なるべく負担をかけないように端から少しずつ切ってください。

爪切りでカットしたら、軽くヤスリをかけて整えていきましょう。爪ヤスリは表と裏とでは目の粗さが異なります。目の粗い面から使って、細い面で仕上げていきます。ガッと削ると爪が痛むのでNGです。一定方向に動かして、力を入れずにやさしく使うのがポイントです。

2.甘皮を処理する

続いて、甘皮の処理です。甘皮が硬くなって角質化した「ルースキューティクル」を除去していきましょう。甘皮処理をすることで、健康で見た目もきれいな爪を手に入れることができます。

やり方はとても簡単です。ただし、やりすぎは逆効果なので注意してください。

①ぬるま湯に指先を3分〜5分ほどつけて甘皮をふやかします
②柔らかくなった甘皮を綿棒で押し上げ、円を描くようにこすります
③ポロポロと白いカスがでたら、お湯で軽く洗い流しましょう

3.ネイルオイルを塗る

爪ケアした後にもっとも大切なのは保湿です。爪の根元部分にネイルオイルを塗って、指先を乾燥から守ります。

これで、きれいなすっぴん爪の完成です。