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インナーマッスルって何?
EMSでインナーマッスルを
鍛えられる?

インナーマッスルという言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
インナーマッスルとは、その名の通り、身体の奥深い部分に位置する筋肉のこと。身体の表面の筋肉、アウターマッスルに対応する深層筋のことを指します。

インナーマッスルとアウターマッスルとでは、どのような違いがあるのでしょうか?また、最近話題のEMSとの関係はどのようなものなのでしょうか。

インナーマッスルとは
インナーマッスルは、大別して体幹、肩関節、股関節の3つに分かれます。

◎体幹インナーマッスル
体幹のインナーマッスルは、腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群に分かれ、それぞれが重要な働きを担っています。インナーマッスルが衰えると、姿勢が保てなくなり、内臓下垂、腹部のたるみの原因になると考えられています。

腹横筋:腹筋の深部にある筋肉で、体幹の安定にかかわりのある筋肉です。背骨、骨盤を支え、初動筋、呼吸筋として働きます。腹圧を保ち、排泄を助ける働きがあります。

多裂筋:腰背部の深部にある筋肉で、頚椎から腰椎にかけて束になって
連なっています。脊柱を安定させる働きがあります。

横隔膜:胸郭の下方にある筋肉で、息を吸うと下へ下がり、吐くと上へあがります。

骨盤底筋群:骨盤の下部にぶらさがるようについている筋肉の総称。内臓を支えている筋肉で、緩むと尿漏れや内臓下垂につながります。

◎肩関節インナーマッスル
肩関節の安定に関る筋肉です。非常に柔軟な動きに対応できますが、いためやすいので注意が必要です。

◎股関節インナーマッスル
股関節や歩行の安定に関る筋肉です。歩いたり、走ったりなどの運動を司る、足の付け根にあります。

インナーマッスルの働きとは

インナーマッスルは、身体の奥深くにあるため、見た目に動いているのは分かりづらいのですが、関節や内臓の安定、姿勢や内臓の保持、動作のサポートなどの関る重要な筋肉です。

一方、アウターマッスルは、身体の表面に位置しており、動作に大きくかかっているため、その動きも確認しやすい特徴があります。

アウターマッスルとインナーマッスルは相互に働くことによって、姿勢を維持し、動作を行っているのです。

インナーマッスルは、加齢によって緩みやすく、よくある、ぽっこりお腹の原因は、インナーマッスルの衰えにあると言われています。

意識してエクササイズすると効果的に鍛えられます。お腹をひっこめて歩いたり、太ももと高くあげたり、身体をひねる動作など、普段あまり使わない筋肉を鍛えることが大切です。
インナーマッスルの種類は実に600種類もあり、脂質をエネルギーしているため、鍛えることで、身体の引き締めに効果があります。

EMSとインナーマッスルの関り

今、話題のEMSとは、電気刺激を筋肉に直接与えて筋肉を動かし、トレーニングを行うマシンのこと。
もともと、医療用で使用されていたものですが、スポーツ選手のトレーニングとしても使われるようになりました。

EMSは、自動的に筋肉を動かすため、普通の筋トレをしなくても、一定のリズムで筋肉に負荷をあたえます。
ただし、EMSでインナーマッスルを鍛えるには、1000ヘルツ以下の低周波では届きません。また、1000~10000ヘルツの干渉波では厚い脂肪で追われたインナーマッスルまで刺激を届けるのは難しいのです。
10000ヘルツの高周波でも、インナーマッスルに届きますが、筋肉を動かす力はそれほどないのが、問題点。
インナーマッスルをEMSで効果的に動かすためには、低周波を高周波で包みこんで、インナーマッスルまで送り届け、絶えず周波数が変調させる複合高周波が適していると考えれます。