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ストレスからくる頭痛が
あるのをご存知ですか?
ストレスが様々な体調不良を招くことはご存知かと思いますが、しつこい頭痛の原因にもなるようです。頭痛に悩まされている方は、もしかしたらストレスが溜まっているのかもしれません。
1. 頭痛にはどんな種類があるの?
一口に頭痛といっても、いくつかの種類があり、比較的安全なものから命に関わるほど危険なものまで様々です。
まず、日常的におこるものとしては、片頭痛や緊張型頭痛があり、この2つに群発頭痛を加えた3種類を慢性頭痛といいます。
この他に、すぐに病院に行かなくてはならない危険な頭痛があります。たとえば、クモ膜下出血や髄膜炎、脳出血、脳梗塞などの緊急性のある病気からくるものです。吐き気や発熱、手足のしびれ、意識の混濁などの症状を伴う場合は至急、救急車を呼ばなくてはなりません。
さて、ここでは、ストレスとの関係が深い緊急性頭痛について詳しくみていこうと思います。
2. 緊急型頭痛の原因と症状
緊張型頭痛は、頭の周りや首や肩の筋肉の緊張によって起こります。症状としては、頭部が締め付けられるように痛むことが多いようです。筋肉が緊張して血流が悪くなり、その結果筋肉にたまった老廃物が周りの神経を刺激して痛みが生じるのです。
緊張型頭痛は、身体的、精神的ストレスや強い不安、うつ病などによって引き起こされることが多いのが特徴です。また、眼精疲労や長時間うつむいた姿勢を続けるVDT作業、直頸椎などの身体的なことが原因の場合もあります。
緊張型頭痛は日常生活に支障をきたすほどの苦痛はありませんが、痛みが長引くことがあり注意が必要とされています。
3. 緊張型頭痛の予防と対処法
緊張型頭痛を防ぐためには、長時間同じ姿勢をとり続けることは避け、時々休憩をとり、身体を動かすことが大切です。
また、高さの合わない枕は肩や首のこりを悪化させ筋肉の緊張を招くので、自分に合う枕を使いましょう。そして、肩や首のこりは放置せず、お風呂に入って暖まった時にでも、マッサージをして緊張を解くのもよい方法です。
さらに、精神的ストレスを軽減させることは大変重要で、なにかしら自分の状態がおかしいと感じたら、休息をとりゆっくりとリラックスする必要があります。つまり、頭痛やその他の不調は「休め」のサインなのです。充分睡眠をとり、好きな音楽を聞いたり、気の置けない友人とおしゃべりをしたり、散歩や軽い運動をしたりといった自分がリラックスできることをしましょう。ストレスの解消が頭痛の解消につながります。
たびたび頭痛がおきるという時には、ストレスが溜まっていないか振り返ってみましょう。ストレスの原因を知ることは体調改善のための第一歩です。困ったことは誰かに相談し、ゆったりした気持ちになるよう努めていれば、「頭が痛い」と言うこともなくなるかもしれません。