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現代人は糖質を摂りすぎ!
ケイ素と糖尿病の関係を考える

近年、「現代人は糖質を摂りすぎ」とのことから、糖質制限が叫ばれるようになりました。糖質を摂りすぎると血糖値が上昇して下がりにくくなり、やがて糖尿病になってしまいます。

厚生労働省の調査によると、平成26年度の時点で糖尿病の総患者数は日本に316万6,000人もいることがわかりました。(※1)さらに、糖尿病の範疇には入らないものの血糖値がやや高めな患者も含めると、総患者数は推計2~3千万人いるとも言われています。(※2)

糖尿病とは

糖尿病とは、すい臓から分泌されるホルモンであるインスリンが低下することにより、高血糖の状態が慢性的に続く病気のことです。糖尿病にはⅠ型とⅡ型があり、Ⅱ型の初期段階であれば生活習慣を見直すことで改善することもありますが、Ⅰ型の場合は定期的にインスリンを注射する必要が出てきます。

糖尿病は血糖値が高くなるだけでなく、さまざまな合併症を引き起こします。たとえば、網膜が異常を起こして視力が低下する網膜症や、血液をろ過するフィルターが機能を失う腎臓症、手指や足先の感覚がマヒする神経障害になる可能性があります。足先の細胞が壊死してしまい、足を切断するケースも少なくありません。

血糖値が上がると毛細血管に傷がつく

糖尿病の原因は、毛細血管が老化して身体の末端にある細胞まで栄養素や酸素、抗体などが十分に送ることができなくなっていることにあります。毛細血管は身体のすみずみまで栄養素を運ぶ重要な役割を担っていますが、直径が赤血球や白血球よりも細いため、非常に詰まりやすくなっています。

食後の血糖値が140gm以上になると、血糖にとげのような突起物ができ、毛細血管に傷をつけるようになります。この傷にマクロファージが付着することによって、プラークとよばれるかたまりができ、ただでさえ細い毛細血管がさらに細くなってしまうのです。

ケイ素と血糖の関係

ケイ素には直接血糖値を下げる効果はありません。しかし、ケイ素は血管の中にできたプラークを分解して排出し、血液の流れをスムーズにするはたらきをします。また、ケイ素は血管の内皮細胞を構成する物質でもあるため、傷ついた血管の壁を修復して強くする効果も期待できます。

つまり、ケイ素を摂ることで血管の詰まりを解消して血管を柔軟に保つことができれば、血管が分厚く硬くなって血行障害が起きる動脈硬化の予防にもなり、ひいては糖尿病の改善につながるのです。

ケイ素がすい臓の細胞も修復

糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンのはたらきが悪くなって起こるものです。これは、インスリンを分泌するすい臓のβ細胞が体内で発生した活性酸素によって傷つき、機能しなくなっていることが原因です。

ケイ素には、活性酸素の過剰なはたらきを抑えて安定させる強い抗酸化作用があります。そうして、すい臓の細胞を修復してすい臓が再び機能できるようにする役割を担っているのです。

食生活の欧米化や糖質の摂りすぎにより、私たち日本人の間で糖尿病の予備軍が年々増加していると言います。ケイ素を普段の生活の中に取り入れることで血管を健康に保ち、活性酸素にも強い身体づくりができれば、糖尿病の予防にもつながるでしょう。

(※1)厚生労働省「平成26年患者調査の概況」
< http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/14/dl/05.pdf>

(※2)細井睦敬・菅野光男・大山良徳『人類を救う珪素の力』(2016年、ビオ・マガジン)pp.79