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ケイ素とサビない身体の関係
近年、サビない身体をつくる「抗酸化作用」に注目が集まっています。抗酸化作用のある物質は赤ワインやカカオなどに含まれるポリフェノールが有名ですが、ケイ素にも抗酸化力があると言われています。
抗酸化作用のある食べ物を摂取することで、体内の活性酸素のはたらきを抑制し、過剰な活性酸素が原因となる疾患の予防が期待できます。ケイ素が活性酸素に対してどのように作用するのかについて、具体的に見ていきましょう。
活性酸素とは
私たちは常に呼吸をして酸素を体内に取り入れていますが、体内に取り入れた酸素の2%が活性酸素に変わると言われています。紫外線、電磁波、人工的な化学物質などによっても活性酸素が作られるため、私たちの生活と活性酸素は切っても切れない関係にあると言えるでしょう。
活性酸素は本来、体外から侵入した細菌やウイルスを退治する役割を担うものですが、過剰に増えすぎてしまうと、逆に細胞やその中にある遺伝子を攻撃し始めます。これが身体の酸化を引き起こし、がんをはじめとするさまざまな病気や老化の原因となるのです。
ケイ素が活性酸素のはたらきを抑制する
ケイ素には、不安定になって体内で猛威を振るっている活性酸素と結びついて安定させるはたらきがあります。活性酸素の動きを抑制して身体が酸化するのを防ぐ役割をケイ素が担っています。
2014年に行われた実験では、大腸がん細胞を植え付けたマウスに水溶性ケイ素水を飲ませたり皮膚に塗ったりすると、異常細胞の縮小や再生の兆候が見られました。(※1)これは、ケイ素の原子がマイナスの電子を発生させて赤血球や白血球、リンパ球などを活性・浄化し、身体が不具合を起こしている部位にそれらを循環させて、不具合の抑制と細胞の再生活動を手助けしているものと考えられています。
サビない身体をつくるために
活性酸素は身体を酸化させるため、がんのほか、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因となります。ケイ素を取ると、活性酸素のはたらきが抑制されるだけでなく、ドロドロの血液がサラサラになって身体のすみずみまで酸素や栄養がいきわたるようになります。そうすることで、弱った細胞を再び活性化する効果も期待できるのです。
強い抗酸化パワーで、身体の酸化を防いだり老化のスピードを遅くするアンチエイジング作用もあるケイ素。ケイ素を含む食材を効率的に摂取すれば、いつまでも若々しく元気な身体でいられることでしょう。ケイ素以外にも抗酸化作用をもつ食べ物はたくさんあるので、それらの食材を食事に取り入れて、サビない身体づくりを目指しませんか?