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コラーゲンでお肌をプルプルに!
ケイ素は
コラーゲンを束ねる接着剤
コラーゲンが美肌づくりに必要な理由
化粧品やサプリメントの成分として配合されている「コラーゲン」。なんとなく肌に良いイメージはあるものの、実際にどのような効果があるのかは意外と知られていません。
コラーゲンとはタンパク質の一種で、私たちの健康と美容に欠かせない成分です。人間の体はおよそ60%が水分でできていますが、次いで多いのはタンパク質で約20%を占めます。
人体を構成するタンパク質のうち、3分の1に相当するのがコラーゲンです。皮膚や骨、軟骨、爪、血管など全身に存在しています。なかでもコラーゲンが最も多く含まれている部分が皮膚です。
私たちの皮膚は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の三つの層で成り立っています。表皮の下にある真皮は肌の土台にあたり、ハリや弾力を支える役割があります。
真皮の約70%を占めるのがコラーゲンです。コラーゲンには繊維状の構造を作る性質があり、組織を真皮の中で網目状に張り巡らせることによって、肌のハリを保つ「バネ」のような役割があります。つまり、コラーゲンは、プルプルとした美肌づくりに欠かせない成分なのです。
しかし悲しいかな、コラーゲンは25歳をピークに減少の一途をたどり、40代ともなると20代の50%程度まで落ち込んでしまいます。
真皮に含まれるコラーゲンが減少すると、網目状の繊維の形が崩れて肌を支えることができなくなるため、シワやたるみにつながります。
すなわち、加齢によるさまざまな肌の悩みやトラブルは、コラーゲン不足が原因なのです。
だからといって「もう年だから」と年齢を理由に、肌の老化をあきらめる必要はありません。逆に言えば、コラーゲンを外からしっかり補うことで、いつまでも若々しい肌をキープすることも可能なのです。
コラーゲンとケイ素の密接な関係とは?
コラーゲンを多く含む食品を摂ることは、肌のハリと潤いを維持し、シワやたるみを防ぐのに役立ちます。代表的なものとして、牛スジやフカヒレ、鶏の軟骨、豚足などが挙げられます。美容効果を出すためには1日5g以上の摂取を目指しましょう。
食事だけでは必要量を補うことが難しいので、コラーゲンドリンクやサプリメントを併用することをおすすめします。
しかし、コラーゲンを取り入れるだけでは、弾力のあるみずみずしい肌を手に入れることはできません。実は、美肌づくりには「ケイ素(シリカ)」の助けが必要なのです。
ケイ素とは聞きなれないかもしれませんが、私たちの生命維持になくてはならないミネラルの一種です。地球上で酸素の次に多い元素で、人間の体では皮膚、毛髪、爪、骨、筋肉、脳、肝臓、腎臓、血管などあらゆる臓器や組織に存在しています。
ケイ素には、コラーゲンを束ねて密度を高める働きがあります。つまり、コラーゲンとコラーゲンを結びつける接着剤の役割を果たすことで、肌に弾力をもたらすのです。細胞同士の結びつきがしっかりすれば、それだけ保湿力も高まり、潤いのある素肌になれそうですね。
たとえコラーゲンをたくさん摂っても、ケイ素が不足していれば効果は半減してしまいます。ケイ素が減少することによって、コラーゲンの結合が弱くなり、肌の乾燥やトラブルが起きやすくなってしまうのです。
コラーゲンを摂取しても効果が出ない。そんな方はもしかしたらケイ素不足かもしれません。
残念ながらケイ素は体内で生成できないので、意識的に食べ物や飲み物から補う必要があります。美しい肌を手に入れるために、コラーゲンとともにケイ素を積極的に摂取するよう心がけましょう。