News
ニュース
爪が割れるのはケイ素不足?どうしたらいいの?
せっかく伸ばしていた爪が割れてしまった!このショックな状況をどのように対処したらいいのでしょうか。自分でできる応急処置と対処方法をお伝えします。
爪が割れたときの3つの処置方法
爪が割れた場合、専用の補修グッズがなくても身近にあるもので応急処置ができます。代表的な3つの方法をご紹介しましょう。処置をする前に、まずは爪を消毒して清潔に保ってください。
1.接着剤で修復する方法
①爪用接着剤(グルー)もしくは瞬間接着剤を割れた部分に塗って乾かします
②完全に固まったら、爪やすりでデコボコ部分を滑らかにしましょう
③接着剤が剥がれないように、トップコートを塗って乾かします
※表面のざらつきが気になる場合は、再度トップコートをかけてください
2.絆創膏で修復する方法
①絆創膏のテープ部分を爪が割れたところより少し大きめにカットします
②割れた部分を巻き込むように絆創膏を貼りつけます
③上からトップコートを2回ほど塗って乾かします
※絆創膏を手で貼ると粘着力が弱まります。ピンセットなどを使いましょう
3.ティッシュで修復する方法
①2枚重ねになったティッシュを剥がして1枚ずつに分けます
②1枚のティッシュを爪の形に合わせてカットします
③爪が割れている部分にトップコートを塗り、その上からカットしたティッシュをのせます
④ティッシュが定着したら再び上からトップコートを塗ります
※ティッシュはトップコートを塗ると透明になるので安心してください
あくまでも応急処置なので、早めにネイルサロンに行って、きちんと補強してもらうことをおすすめします。爪が割れて剥がれそうになったら、無理して剥がそうとしないで病院で治療を受けましょう。
どうして爪が割れるの?爪が割れるのを防ぐには
爪が割れる原因はさまざまです。たとえば、食器を洗う洗剤やマニキュアの除光液は爪への刺激となります。洗剤や除光液によって、爪の表面の水分が奪われると、爪割れしやすくなります。
また、偏った食生活も爪を弱くする原因になります。爪は皮膚と同じタンパク質で作られているので、不足すると爪が弱くなってしまうのです。しかし、タンパク質さえ摂ればいいわけではありません。その他にもビタミンAやビタミンB、鉄分、亜鉛などが必要になります。
爪を語る上で、ケイ素の存在も外せません。
ケイ素は丈夫な爪をつくるためにも重要な役目を担っています。
ケイ素をしっかりと摂ることで、コラーゲンを束ねてより強い爪づくりをサポートしてくれます。
爪が割れるときは病気の可能性も
爪が割れる原因に心当たりがない場合、病気が隠れている可能性があります。いわゆる二枚爪になる「爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)」や爪が縦に割れる「爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)」、さらには爪と皮膚の間に白癬菌(水虫)が住み着いて爪がボロボロになる「爪白癬(つめはくせん)」などが挙げられます。
爪が割れるのを防ぐ方法にはいくつかあります。まずは、健康な爪を育てるために食生活を見直すことが大切です。爪の主成分であるタンパク質、爪の乾燥を防ぐビタミンA、爪の成長を助けるビタミンBをはじめ、アミノ酸やカルシウム、亜鉛などをバランス良く摂りましょう。
また、爪には乾燥が大敵です。たっぷりハンドクリームを塗って、しっかり保湿しましょう。指先をマッサージするように揉み込むと効果的です。特に、マニキュアを除光液で落としたあとは乾燥しやすいので、きちんとケアしてください。たまにはマニキュアを塗らない休息日も必要です。お皿洗いや掃除、洗濯の際には、ゴム手袋を着用することをおすすめします。
こうした対策をしてもなかなか改善しない場合は、病気のサインかもしれません。「たかが爪割れ」と甘く見ないで、早めに病院で診察を受けてください。健康的な爪を取り戻して、指先まで美しい女性を目指しましょう。