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携帯電話から離れて
自律神経を整える

今は、子どもでも携帯電話を持つ時代になりました。いつでもどこでも、インターネットの検索ができ、メールのチェック、送信ができます。書類のやり取りもできるので、電車の中でも仕事ができる、非常に便利な世の中になりました。しかし、携帯電話から離れらない依存症の人が増えているのも深刻な問題です。寝る直前までスマホの画面を見ている現代人の健康はどうなっているのでしょうか。

■携帯電話といつも一緒

どこにいくのも携帯と一緒。携帯がないと、気になって落ちつかない…。そんな人が増えています。食事中でもお風呂の中でも、トイレの中でさえ、いつでも携帯を持ち歩いて気にしている人は本当に多いと思います。

今や携帯は電話やメールのためだけのツールではなくなりました。情報を検索し、動画を楽しみ、ゲームもできます。これ1台でなんでもできるのでは?と思ってしまうほど、多機能になっています。

誰もが24時間、インターネットにアクセスできることから、毎日必要以上に情報をとることが可能になり、知らず知らずの間に、多くの時間を携帯電話に費やしています。

■携帯電話は自律神経を乱すもの

たしかに携帯電話は便利です。しかし、スマホの画面から発するブルーライトを浴び続けると、ストレスが生じたり疲れやすくなったりします。
小さな文字を追い続けるため、目を酷使し脳も疲れます。

スマホ同様パソコンにも注意が必要です。パソコンの画面の光は交感神経を刺激するため、
夜寝る前に携帯電話やパソコンの画面を見てしまうと、交感神経が優位になります。それによって睡眠の質が低下すると、それがやがて自律神経を乱し、頭痛やめまいなどの原因に繋がる可能性もあるのです。

ただでさえ、1日中パソコンを見ているのに、帰りの電車の中でも、帰宅してからも、ずっと携帯電話の画面を見ているのだとしたら、健康にいいわけがありませんね。

■ホットタオルで目を温め心地よい睡眠を

携帯電話から離れる時間をつくることは、健康のためにも大切なことです。
一度、携帯電話を遠くに置き、まずは酷使した目をいたわってあげましょう。
ホットタオルで目を温めると、神経が安らぎ、自律神経のバランスも整っていきます。入浴時にバスタブにつかりながら、ホットタオルで目を温めれば、手間がかかりません。
また、長時間、パソコンや携帯電話を見ているときは、合間に休憩を入れて、眼球を大きく動かすトレーニングをするとよいでしょう。目の周りの筋肉がほぐれて楽になります。

睡眠の前の最低でも1時間前になったら、携帯電話から離れましょう。睡眠のためのホルモンであるメラトニンは脳の松果体から分泌されます。松果体の主成分であるケイ素を上手に補って、質の良い睡眠を目指しましょう。