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手のシミを防ぎたいときの
ハンドクリームとは?

顔のシミはとても気になりますが、手はついつい紫外線ケアを疎かにしてしまう部分です。乾燥する手にハンドクリームは必須アイテムですが、無防備に紫外線にさらされているだけに、将来的なシミやシワ気になります。
紫外線によるシミを予防できるハンドクリームにはどんなものがあるのでしょうか?

ハンドクリームには様々な種類がある

一口にハンドクリームといっても、さまざまな種類があります。角質を柔らかくする尿素入りハンドクリームや手荒れに悩む人用の抗炎症剤を配合した薬用ハンドクリームなどを思い浮かべる方も多いでしょう。アロマエッセンスの香りがここちよいハンドクリームも人気です。

シミを防ぐためのハンドクリームは?

手のシミ対策として、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が含まれていたり、メラニンによるシミの生成を防ぐ効果が期待できるビタミンC誘導体を配合したハンドクリームがあります。

手は常に常に外にさらされ、水に触れる機会は顔より断然多い部分です。また、比較的乾燥しがちで老化現象も見えやすく、年齢によってだんだん気にする方も増えてきます。

UVカット機能があるならば、どんなハンドクリームでもいいわけではなく、UVAとUVBをきちんとカットするものがおすすめです。

UVA
窓ガラスや雲も透過する強い紫外線です。肌の真皮にまで達するため、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えてシワなどの老化現象を引き起こします。冬でも降り注いでいるので、通年で対策する必要があります。PA(UVAを防ぐ数値)では+の数で防御効果を示します。

UVB
夏に肌が焼けるサンバーンを引き起こす紫外線です。過剰なメラニンを生成しシミやそばかすの原因につながってしまいます。10月から2月頃はその量は減りますが、3月から9月は量が多いので注意が必要です。SPF(UVBを防ぐ数値)は最高値が50になっています。
数値が高いほど肌に負担がかかるため、敏感肌の方は30程度に抑えるとよいでしょう。

シミに期待される成分が入ったハンドクリーム

化粧品でできたシミを消すことはできませんが、メラニンの生成を抑えることで、シミ予防を期待できるハンドクリームはあります。医薬部外品のカテゴリーで販売されている美白成分を含んだハンドクリームも最近は増えているので、試してみるとよいかもしれません。

シミに期待ができる成分

コウジ酸
糖化という黄ぐすみにもよいとされる成分。メラニンを生成するチシロナーゼという酵素をおさえる働きがあるとされています。

ビタミンC誘導体
分子が小さく、肌に浸透してメラニンの沈着を防ぐ作用があります。

ハイドロキノン
皮膚科でも処方される美白作用が期待できる成分です。

トラネキサム酸
アミノ酸の一種で、肝斑に効果が期待できると報告されてから、注目されている成分です。

アルブチン
チシロナーゼの活性を抑える働きが期待されています。

ほかにもルシノール、リノール酸、プラセンタエキスなど美白効果が期待できる成分は多くあります。

皮膚のターンオーバーをサポートするケイ素

メラニンは肌にとって悪者なわけではありません。
メラノサイトから生成されるメラニンは、皮膚の重要な基底部を紫外線から守っています。もし、きちんとターンオーバーがされていれば、メラニンは自然と皮膚の外へ排出され、シミにはなりません。つまり、肌のターンオーバーを正常に促すことがシミ予防にとって大切なのです。

体内に存在するケイ素は、活性酸素を除去し、皮膚の中でコラーゲンとコラーゲンを結合し、皮膚のターンオーバーを促します。そんなケイ素の特性を活かしたハンドクリームもありますが、サプリメントで摂取することで、体内からのキレイのアプローチもできます。

ハンドクリームは、美しい手を維持するためにも大切なアイテム。
乾燥やシミ、シワが目立たないきれいな手を保つためにも、美白の機能が備わっているクリームを選んでみるのもよいでしょう。手が美しいと心にもゆとりが生まれます。自分にあったハンドクリームでいつまでも美しい手を目指しましょう。