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ケイ素のように
抗酸化作用が期待できる
フィトケミカル
「ファイトケミカル」という言葉を聞いたことがありますか?
ファイトケミカルは、野菜や海藻、豆類やお茶などの植物から発見された化学成分です。ファイトケミカルは、抗酸化力や免疫力があり、健康に役立つのではないかと、近年期待されてきています。
フェイトケミカルは、炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、無機質、の6大栄養素に含まれない非栄養素ですが、その数は非常に多く、分子構造を元にすると、なんと1万種類以上と言われています。
フィトケミカルの種類
フィトケミカルは、野菜や果物の色、香り、苦みや絡みとして感じる成分です。
具体的に、フィトケミカルにはどのような種類があるのでしょうか。その代表的なものを見てみましょう。
【ポリフェノール】
赤ワインやチョコレートなどに含まれていることで知られています。抗酸化作用があることで知られ、血中のコレステロール抑制や高血圧などを予防する作用などが期待されている成分です。
【カテキン】
ポリフェノールの一種です。緑茶やかんきつ類に入っていることで知られます。抗酸化作用だけでなく、殺菌作用、口臭予防などでも知られ、カテキンの入った石鹸や歯磨き粉なども市販されています。
【イソフラボン】
ポリフェノールの一種です。
種類が多く、特に大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすると言われています。
【リグナン】
ゴマやアマニに含まれるポリフェノールの一種です。
抗酸化作用や炎症を軽減、女性ホルモンのエストロゲンのような働きをすることも知られています。
【カロテノイド】
カロテノイドは、赤、黄などの天然色素です。
カロテン類とキサントフィル類に分類され、強い抗酸化作用が知られています。
人参やカボチャに含まれるβ-カロテンやトマトなどのリコピンなどもカロテノイドのひとつです。
【カプサイシン】
唐辛子に入っていることで知られるカプサイシンもフィトケミカルです。
唐辛子の辛みの主成分であり、刺激が脳に伝わると副腎皮質に伝わってアドレナリンの分泌を促すとされています。
ファイトケミカルの摂取のポイント
フィトケミカルが含まれている植物は、いつもは太陽の下にさらされ、紫外線や厳しい気候の変化に耐えながら生きています。抗酸化力や抗菌力が強いのは、そういった環境から身を守るために、自然に備わった力だといってよいでしょう。
わたしたちは、フィトケミカルを体内で生成することはできません。フィトケミカルが含まれている食べ物を摂取することで体内に取り入れることができます。
できるだけ、さまざまな食材を食事にとり入れることで、種類の豊富なフィトケミカルを摂取でき、それぞれの相乗効果が期待できます。
フィトケミカルと同様、ケイ素も抗酸化作用がある
フィトケミカルは、抗酸化作用が注目されていますが、ケイ素も活性酸を抑える力に優れた成分です。
ケイ素を使った実験では、水とケイ素水が入った容器にそれぞれ釘を入れたところ、水だけの容器の釘はすぐにサビてしまったのに対し、ケイ素水の容器の釘は2ヶ月放置してもサビなかったといいます。
この実験からもケイ素には強い抗酸化作用があることがわかります。
抗酸化作用が期待できるファイトケミカルはもちろん、ケイ素も、食事やサプリメントで毎日の生活に上手に取り入れて、健康維持をサポートできるといですね。