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アトピーとケイ素は関係ある?

アトピー性皮膚炎に苦しむ患者の数は、年々増加の一途をたどっています。3年に1度行われている厚生労働省の「患者調査」によると、平成14年には27万9000人だったのが、直近の平成26年には45万6000人になりました。まさに、平成に入ってから、患者数は1.5倍以上増えたことがわかります。(※1)

アトピーはなぜ起こるのか

アトピー性皮膚炎の原因は、はっきりしたことはわかっていません。しかし要因としては、内的要因と外的要因に分かれていると考えられています。

内的要因としては、皮膚のバリア機能の低下によって皮膚が乾燥していることがあげられます。外的要因としては、ダニやハウスダスト、PM2.5などのアレルゲン物質が侵入することや、精神的なストレスがかかったりすることがあげられます。

内的要因に対するケイ素のはたらき

ケイ素は真皮を形成しているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸をしっかり結び付けて、お肌のハリやツヤを保つ役割をしています。そのため、バリア機能が低下した皮膚にケイ素をあたえると、バリア機能が回復してお肌のうるおいが戻り、お肌の状態が改善すると考えられます。

ケイ素は、水溶性のものを飲み物や食べ物に混ぜて口から摂取してもいいですし、直接お肌に塗布しても効果が期待できるでしょう。

外的要因に対するケイ素のはたらき

ケイ素にはデトックス作用があるため、外的要因であるアレルゲン物質を体内から除去するのにもケイ素が役に立ちます。

ケイ素を摂取すると細胞が活性化するので、低下していた内臓や血管などの機能が回復するとともに、体内の代謝機能がアップします。それに加え、ケイ素が体内にあるアレルゲン物質に吸着し、汗や排泄物とともに身体の外に排出することが可能になります。

皮膚科医も注目しているケイ素

アトピーの治療方法のひとつとして、ケイ素のデトックス作用や細胞活性作用、抗酸化作用などに、今医療業界からの注目が集まっているのをご存知でしょうか。

ある皮膚科では、アトピー性皮膚炎やニキビケアのために水溶性のケイ素を含有した化粧水を販売しています。また、2008年には日本珪素医科学学会も設立され、医師や研究者による研究も進んでおり、研究の成果が学会で発表されたりもしています。今後、ますますケイ素の効能について研究が進むことでしょう。

免疫機能を正常にしたり、血管を元気にしたりするなどの効果が期待されるケイ素ですが、アトピー性皮膚炎についてもケイ素を積極的に摂ることで改善できる可能性があります。将来、医療業界でケイ素が正式な治療方法のひとつとして確立されるのが楽しみですね。

(※1)厚生労働省「平成26年 患者調査(傷病分類編)」