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ゼオライトとケイ素の関係は?

チェルノブイリや福島第一原発の事故により多くの人々が放射性物質の影響を受けました。この放射性物質のうち、セシウムという物質の名前を聞いたことがある方も多いと思います。セシウムは体内に入り込むと内部被ばくを起こし、がんなど命に影響のある病気を引き起こす原因となります。
原発事故により広く飛び散ったセシウムは、海で海洋生物の体内に取り込まれ、地上では植物などに取り込まれています。そして、私たちの体内へも取り込まれてしまうのです。

このセシウムを体内から排出する効果があると、研究されてきたのが「ゼオライト」という物質です。ゼオライトとは粘土鉱物の一種で、沸石とも表現されます。代表的なものとして、水槽の水質保全用に市販されているものがあります。

ゼオライトは分子構造が網目状になっており、その穴の大きさがセシウムの大きさ(正確にはセシウムイオンの大きさ)と非常に近く、他のどのイオンよりもセシウムイオンを吸着しやすいということが分かっています(※1)。

体内でも大活躍の「ゼオライト」にはケイ素が含まれている

ゼオライトの主成分ははケイ素とアルミナ。
ゼオライトと非常に深いかかわりがあり、ゼオライトの効果はケイ素の効果といっても過言ではありません。

ゼオライトは分子構造上マイナスの電荷を帯びていて、通常はそのマイナス電荷を補うためアルカリ金属などを保有して均衡を保っています。そしてこのゼオライトはイオン交換能(保有するプラス電荷を違う陽イオンと交換する現象)を持っており、最近ではそれが医療に活用されるようになってきました。

ゼオライトの放射性物質除去剤としての有用性を実験した研究(※2)によれば、仮にゼオライト経口投与量を摂食量の1%とした場合でも食品1kgあたり約55meqの金属イオンを吸着できるとしています。これは、カリウムでは2150mg/kg、カルシウムでは1100mg/kg、マンガンでは1510mg/kgに相当、かなりの量と言えます。

このゼオライトの医療分野での活用は多岐に渡ります。

放射性物質対策、重金属対策、農薬、除草剤、ダイオオキシン問題、ウイルス対策、免疫機能の向上、活性酸素対策、栄養素の吸収改善、アンチエイジングなどなど。これだけ幅広い効果を期待されているゼオライトに目が離せません。

私たちの体にはさまざまな金属が存在します。もちろん必要不可欠な金属から、病気を発症させる不要な重金属までたくさんの種類があります。摂取するつもりがなくてもそれらは容易に入り込んできます。大気から、食物から、飲み水から。どうしても取り去り切れない重金属を長期間摂取し続けると、それは肝臓などに蓄積され、やがて重篤な病を発症させる引き金となります。

健やかな毎日のために、私たちは、日々、体に重金属をため込まないよう心掛け、対策していきたいものです。
そのためにも、ゼオライトやゼオライト主成分で同様の働きが期待されるケイ素に注目してみるのはいかがでしょうか。

参考
※1)天然ゼオライトのセシウム吸着現象に関する考察と利用方法についての提言/株式会社アステック東京、株式会社間組

※2)(2)-in vitroでの54Mn吸着特性-/岩手大学農学部
放射性物質除去剤としてのゼオライトの有効性
<参考>
放射能デトックス/ゼオライト生命対応用研究会