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大人のニキビはなぜできる?ケイ素でスキンケア!
大人になってからニキビに悩む人は多くいます。大人のニキビはなぜできるのか。その原因は思春期の頃とは異なり、ストレスが大きく関与していると考えれています。大人ニキビの原因となり得るストレスやその他の要因と対策をまとめてみました。
大人ニキビと思春期ニキビの違い
大人ニキビができるメカニズムは10代の頃にできるニキビと同じですが、異なる点は下記のように多くあります。
・思春期ニキビはオイリー肌のタイプの人に多く、大人ニキビは乾燥肌の人に多い。
・ニキビができる箇所は思春期の頃は主に額なのに対し、大人ニキビは顔の下部
(あご回り)に出来る。
・大人ニキビはサイズも大きめで膿を持ち、色素沈着を起こしやすい。
・男性より女性の方が大人ニキビを発症しやすい。
大人ニキビの原因
大人のニキビはなぜできるのか、その原因を一言でいい表すことはできません。なぜなら、ストレス、生活習慣、睡眠やスキンケアなど、さまざまな要因が絡み合った結果、大人ニキビはできるからなのです。しかし、この中でもストレスが大きな原因といえるでしょう。
誰もが抱えているストレスですが、ストレスを感じると体を守ろうとしてストレスホルモン(アドレナリン、コルチゾールなど)が分泌されます。そして、ストレスに対処しきれなくなったときに、これらのホルモンが私たちの体にさまざまな影響を及ぼすことになります。大人ニキビはその影響を受けている一つなのです。
その影響とは
・皮脂分泌が盛んになる
アドレナリンが皮脂分泌を盛んにするので、ニキビができやすくなります。
・免疫力の低下
免疫力が低下すると、雑菌の繁殖を抑えることが困難になりニキビが増えます。
・ビタミンCの減少
ストレスホルモンが作られるときに、ビタミンCが必要とされます。
このため、ニキビ予防に大切なビタミンCが不足してしまいニキビが発症しやすくなります。
・女性ホルモンに影響
ストレスで女性ホルモンのバランスが乱れるようになります。
女性ホルモンの一つプロゲステロンは、皮脂分泌を促進させ角質を厚くします。このホルモンは排卵~次の生理の間に分泌が増えるため、ニキビができやすくなるのです。男性よりも女性に大人のニキビが多いのは、プロゲステロンが関与しているからといえます。
ストレス以外でも生活習慣の乱れや睡眠なども大人ニキビの原因となります。
私たちのホルモンは、朝と夜で分泌のパターンがあり、ホルモンが皮脂分泌を制御していることから、睡眠不足や朝と夜逆転の生活などで生活習慣が乱れると、ニキビができやすくなるのです。
大人のニキビ対策
・ストレスケア
ストレスの原因な何かを知りましょう。そしてストレスに負けない体作りをして下さい。そのためにできることは、生活習慣を見直すことです。
軽い運動をすることも大事ですし、食事は和食を中心にパランス良く食べるように心掛けましょう。脂っぽい物や冷たい物はなるべく控えるようにしてください。そして、便秘がちな人は、改善できるように運動や食事に気を配りましょう。
また、質のよい睡眠がとれるようにしてください。
入浴タイムで心身ともにリラックスし、入浴後20~30分してから就寝すると寝つきがよくなり、睡眠の質も上がります。
・スキンケア
ニキビ用化粧品は、大人のニキビに向いているとは一概にいえません。なぜなら、ニキビ用のものは、思春期ニキビの原因となる油分を控えた処方になっているからです。
肌を乾燥させないように、適度に潤いを与えて下さい。女性はファンデーションをパウダータイプに切り替えたり、男性は髭剃り用ローションをつけてから髭を剃ったりなど、肌に刺激を与えないように気を付けましょう。
ニキビ予防にはケイ素をつかったスキンケアもおすすめです。そもそもケイ素(シリカ)には肌の環境を整える働きがあり、消炎効果があるとされています。気になる方はためしてみるとよいでしょう。
しかし、大人のニキビの原因はさまざまですから、スキンケアだけで予防するのは難しいかもしれません。
特に大人ニキビに影響が大きいストレスを軽減させ生活習慣を見直すことで、大人ニキビができにくい体質を目指していきましょう。