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子育てのストレス、どうすれば解消できる?

子供はかわいいと思っている。でも、時間も場所も関係なく泣かれ、食事は満足に摂れず、夜はゆっくり眠れない、おまけに夫は帰りが遅く話さえも聞いてくれないとなると、ママのイライラは頂点に達してしまうのでは。そんな状態が続いては、よいことはひとつもありません。では、どのようにすれば育児のストレスを解消することができるのでしょうか。

1. 外に出る
2. 人と話をする
3. 身体を動かす
4. DVDを観たり、好きな音楽を聞いたりする
5. ネットやSNSを利用する

1. 外に出る
気候のよい時には、外出して外の空気を吸うだけで気が晴れるものです。ついでに公園で遊ぶことができれば、親子で風や草木、日光などに五感をくすぐられ、動くことで適度に疲れてよく眠れるようになります。もし、コンディションが悪く外に長くはいられない場合には、ベランダや玄関先に出るだけで、気分転換になるでしょう。

2. 人と話をする
たとえ解決はできなくても、悩みや困っていることを聞いてもらうだけで、ずいぶん気持ちが楽になります。ママ友は共感してくれるし、旧友とはより深いところまで話ができるでしょう。親には気兼ねなく具体的な話を聞けるので、近くにいなければ電話をかけたりして頼りにしてみるとよいのではないでしょうか。
そして、最も身近で協力してほしい夫には、ただ愚痴をこぼすのではなくて、「私はこういうことで困っているので、こんなふうに助けてほしい。」と筋道立てて冷静に話をしましょう。夫の理解は、最も大きな助けになるものです。

3. 身体を動かす
本格的な運動はできなくても、ほんの5分程度のストレッチで、身体や心の緊張がほぐれます。朝起きぬけや夜寝る前にリラックスした状態で、普段使わない部分を伸ばしたり、マッサージしたりすると効果的です。
また、外出時は、背筋を伸ばしてウォーキングのつもりで歩き、公園では子供と一緒に走り回ったりすると、疲れてよく眠れる上、自律神経の働きが整い気持ちが落ち着きます。

4. DVDを観たり、好きな音楽を聞いたりする
時には家事を後回しにして、自分のために時間を作り、お気に入りの映画に浸ってみましょう。感動は、子供に振り回される現実に負けないおおらかで強い気持ちを作ってくれます。そして、たくさん泣いたり笑ったりした後は、気分がすっきりして、子供にかかる手間をいとわずこなす余裕が生まれてくるのです。
また、好きな音楽を聞くと気分転換になり、曲によっては子供にとっての情操教育にもなります。
歌える曲なら歌って、子供と一緒に楽しめば生活が明るく彩られるでしょう。

5. ネットやSNSを利用する
手軽に悩みを打ち明けたり、誰かの体験談を聞きたいという時にはネットでの検索やSNSでのやりとりが便利です。時間を気にせず、身近な人には話しずらいことも相談できるので、まずは安心なサイトや相手を見つけるところから始めてみてはいかがでしょうか。

定期的なストレスチェックを
気が付くと、ストレスがたまって気がめいってしまい、毎日が辛くなることがあります。特に子育て中は、社会から切り離されたような気分になるもの。
自分の心身に問題がないか、客観的にチェックすることも大切です。

核家族が当たり前の社会になり、母と子だけで閉塞した環境にいるとストレスはたまる一方です。「ママが明るく笑っていることが子供には一番」とわかってはいるけれど、ついイライラをぶつけてしまい自己嫌悪に陥る、それは当然の成り行きです。自分を責めないで、肩の力を抜き、子供以外のことを考えることが、苦しくない子育ての第一歩ではないでしょうか。